meine Welt

世界中の一瞬を切り取って思い出を記しましょ。写真の転載はご遠慮ください。

反対側の世界

更新が滞ってしまった。

 

南米に初めて行ったとき、つまり私は初めて南半球に足を踏み入れたのだけど、

同じ地球なのに四季が真逆だなんて不思議だなと、4月に秋真っ盛りなアルゼンチンを歩いて思ったのを覚えている。

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ウルグアイへはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスからフェリーでちょいっと行ける距離で、

料金もそんなに高くなかったので、明日ウルグアイ行っちゃう?くらいの勢いで決めた記憶がある。

しかも現地滞在数時間で。(でも十分でした)

 

この猫ちゃんは散歩してたら出会った子で、

全然警戒心なかったから近づいて撮らせてもらったんだったかな。

 

自分の季節感で勝手に4月が春だって思ってたのだって他人にとっては違うかもしれなくて

そういう自分の尺度って価値観とか思考とかいろいろ全部ひっくるめて当てはまるよなあなんて思ったり。

 

4月の秋、なかなか素敵だったな。

 

またいつか南半球行きたいです。

自分が住むのと反対側の世界。

 

Photo

taken in Uruguay, April 2013

Camera: OLYMPUS PEN EP-1

疲労困憊

今日はだめだ。

久しぶりに疲れた。

 

私って損な性分だと思う。

運はいいと思うけど、貧乏くじも引かされやすいっていうか(それ運いいって言わないか)

 

ああ…

海に行きたい。

 

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このビーチでスムージー飲みながら読書してたまにナンパされたりしながら過ごしたい…(現実逃避)

セブ島最高すぎたから帰りたいです。

 

 

Photo

taken in Cebu island, Phillipines in 2014

Camera: OLYMPUS PEN EP-1

単純?

ベルリンもすっかり春めいてきました。

歩いていて絵になる場所が多い(気がする)ので、

天気がいいとついついiPhoneで写真を撮ってしまう。

 

冬が長いドイツに春が来ると(太陽が照ると)それをずっと待ちわびていたかのように人々は外でのんびりし始めます。笑

 

ちょっとでも陽が照るとカフェのテラス席速攻で埋まりますからね!

そんなドイツ人の真面目そうに見えてわりと可愛くて単純なとこ、好きです。笑

 

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単純といえば、

私は他人に影響されやすい人間なので、

いま行きたい国はイスラエルです。笑

 

というのも、今日は朝から最近来たばかりの同僚さんのインターネットと携帯電話の契約を手伝いに行ったのですが、

その人がイスラエルに行ったことがあるとのことで。しかも3回も。しかも日本から。

 

驚きでした。

イスラエルなんて普通行こうと思わないじゃない?(治安的な意味で)

 

そこにわざわざ日本から3回も行くなんて!

てことで、とても興味を持ってしまい。

 

彼女曰く、もともとは友達がいたから行ったそうなのですが、

行ってみたら、抱いていたイメージと実際に現地の様子が全然違っていて、ハマってしまったと。

 

 

確かに治安的に危ないんじゃないかというイメージが先攻しがちだけど、

どんな国なのかって実際よく知らないな、イスラエル、っていう。

エルサレムがユダヤ教、イスラム教、キリスト教のメッカということくらいしか知識ないな…と。あとSABON。

 

ひとつ驚いたのが、マックスブレナーってイスラエルなんですね。

現地でも1時間半ほど並ぶそうです。わお。

 

 

もともとモスクにはとても興味があったので、イランには行ってみたかったのだけど(イマーム・モスクが見たい)

イスラエルにも途端に興味が湧いてきました。

ベルリンからイスラエルまでの航空券を即座に調べたほどです。

そして、いまはもともと持ってた「聖書を絵画で読み解く!」の本を読み返している途中です。笑

 

太陽が出るとウキウキしながら外に座りたがるドイツ人に負けず劣らず単純だな、と我ながら感じました笑

 

来年のUrlaubはイスラエルとエジプトかな?

 

 

Photo

taken in Berlin

by iPhone5

一面の青

一面の青、というと海とか空とか思い浮かべそうなものなのですが、

答えは今日の一枚を見ていただければ、と。

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こちら、茨城県のひたちなか海浜公園のネモフィラです。

たしか3年前に家族で行ったはず。

私実家が茨城なので、「お父さんお母さん明日ネモフィラ見に行こうよ」くらいのノリで連れてってもらいました笑

本当に一面の青できれいだったなあ。

 

こちらの会場、夏になるとROCK IN JAPAN FESっていう夏フェスをやるんですけど、

私茨城に住んでるロック大好き人間のくせに、この3年前のネモフィラ見に行った時点でロッキン一度も行ったことなかったんだよね。

 

で、なんかその年の8月の休みが運良くロッキンの私の好きなアーティストがんがん出る日と被って、

Twitterでチケット探したらこれまた運良く譲ってくれる人が見つかって、初めて参戦したのだよね。

一人で。笑

 

(もともと好きなアーティストのライブとか一人で行く人だから寂しくなかった…よ!その年のメトロックも一人で行ったし。笑)

 

春にネモフィラで溢れていたとは思えないほどの熱気に溢れたロッキン、最高だったなー…

タイミングよく知り合いがテント持って参戦してたから、

大好きなAlexandrosでもみくちゃになるために荷物全部置かせてもらって手ぶらでセンターエリアに乗り込んで行けたの幸せすぎた。笑

あの日、NICOとドロスとワンオクとユニゾンとガリレオと、〆にサカナ見れたんだけど、今考えても幸せすぎたな…好きなバンドしかいない。

 

 

暑くなってくるとフェスが恋しいです。

ギラッギラの太陽の下で汗かきながら好きな音楽に合わせて踊りたいよね…

 

メトロックで初めて生でPerfume見て、のっち派からあーちゃん派に転向した私でした。(余談)

 

 

Photo 

taken in Hitachinaka Kaihin park (Ibaraki) in 2014 Spring

Camera: OLYMPUS PEN EP-1

日本人について思うこと

まずは今日の1枚を。

 

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ちょうど1年前の今日プラハに行っていたみたい。

好きなひととの旅行だったので私は浮かれていたはず。

プラハ、ベルリンから近いし物価も安くてきれいで楽しかったな。

塔に登りたい!ってわがまま言って登らせてもらった塔からの広場、きれいでした。

 

 

さて、今日は謎の頭痛に悩まされてお仕事を乗り切ったのですが、

最近どうも気になることがあります。

それが「日本人客の態度の悪さ」。

 

ドイツのお客様は笑いかけるとニコッと笑い返してくれますし、

どうぞと言うとありがとう、と返してくれます。

そして本当に怒らない。私ベルリンで働き始めて1年半、ただの一度もドイツ人のお客様に怒られたことがありません。日本で外資系の企業で働いていたときは外国人日本人問わずゲストによく怒られてたけど。(自分の非でないことでもね)

あと、とても辛抱強いと思う。こちらが忙しいのを感じると全然待ってくれる。

待たせてごめんなさいと言うと、逆に「とんでもない」と言われる。こちらが恐縮してしまうくらい。

 

それに反し、日本人のゲスト。

慣れない土地で自分と同じ日本人のスタッフに会えてちょっと安心したのかな、とは思うけれど。

それにしても、挨拶を返してくれないなんて普通。

今日のゲストも帰り際、ありがとうございましたと言っても、無視。

他のスタッフも何人か言ったそうなのだけど、完全無視。

 

他、日本人なら仕方ないのかもしれないけれど、やたらスタッフを呼ぶ。待たない。

すぐ「すみませーん」って手を挙げてる。

ドイツ人のゲストは基本的にスタッフを呼びません。スタッフが来るまで各々会話を楽しんでのんびり待ってるって感じ。

 

それでまあ、日本人の方と接客してると、こちらが質問したりしても目も合わせずに答えるなんて普通だし、

ほんと今日も、なんだかなあと思ってしまった。

 

 

どうしてこんなに違うのだろう?

まず、日本人ゲストの「スタッフを呼ぶ」という行為は、一緒にいる人を待たせてはならないという焦燥感や、急がなくてはならない状況にいることが理由に考えられる。

たとえば上司との食事の席だったら、喉が渇いた上司に1秒でも早くドリンクを飲ませなければと部下は焦っているかもしれない。

たしかに今日のゲストは上司と部下の関係と見て取れた。

しかし同じ状況のドイツ人のゲストだってたくさん来店している。しかしそのゲストにすみません、と呼ばれることはほぼほぼない。

 

うーん、なんだか、日本人って常に急いでいて、常に追われている気がする。

だから私がいまベルリンでのんびり自由を感じているのだと思う。

日本だったら電車の一本逃すのも惜しくて駅の階段をダッシュするなんて普通だけど、

こっちにいたら自由に過ごせる時間も多く、電車行っちゃいそうだったら一駅歩こっかなーくらいの心の余裕が有る。

 

そして日本人は礼儀正しいと言われる割には、私たち海外で働く日本人に大しては横柄な方が多い。もちろん例外もいらっしゃいますが…

以前第一声で40代半ばくらいの男性に「おねーさんドイツ語話せんの?」と言われたときには耳を疑いました…こんにちは、くらいないのかと。

 

ドイツ人の男性がとても礼儀正しく、笑顔を向けてくれ、挨拶をしてくれるので、

日本人男性の横柄な態度、(もちろんシャイで笑顔がない方もいるかと思いますが)店員に対する上から目線な態度は本当に嫌になります。

日本人が礼儀正しいなんて嘘じゃないの?ドイツ人の方がよほどしっかりしてるわ!って思うものね。

 

あと、最近接する日本人の方、高確率で目が死んでる。

こんな目をしながら生きてて人生楽しいのかなと思ってしまう。

日本人ってこんな残念なオーラの人ばかりでしたっけ?と。

 

日本に帰ったらいろんな人がいますからそんな人ばかりではないってわかってはいるけど、

こちらで嫌な日本人と接するたびに日本に帰るのが嫌になります。苦笑

 

反面教師で、自分はちゃんとしたいなと思うよほんと。うん。

 

 

 

Photo

taken in Prague, May 2015

Camera; OLYMPUS PEN EP-1

LOVE - summer in US

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こんばんは。

ドイツのベルリンに住んで1年半のあゆなと言う者です。

 

日本にいるより自由を感じながらゆるーい時間に身を任せて

気づいたら1年半経っていたのですが、

ここでの生活は堅苦しさとは縁遠い、リラックスした毎日でとても居心地がよいです。

 

日本にいたとき片道2時間近くかけて通勤していたのが嘘のように

職場までバスで10分とかからず着くわりといい立地のアパートに住むという楽さを知ってしまったいま

日本であの電車のむさ苦しく陰鬱とした雰囲気に耐えられるのかしら、と

既に将来日本に帰ったときのことを心配してしまうこともしばしばです。

 

ベルリンにも春がやってきたここ数日。(むしろ春すっとばして夏か、というあたたかさではあるのですが)

せっかくだから今まで撮り溜めた世界中の写真を載せながら

そのときあったことに思いを馳せたりしたいな、なんて考えが浮かんだので、

まず最初の一枚は何にしようかなと思ったのですが、

やっぱり私の人生で一番スポットライトが当たる出来事といえば、2012年から1年間住んだフロリダ州オーランドでのことなので、

その大好きなオーランドから一枚。

 

オーランドではよくこうして空に飛行機雲でメッセージが描かれたものです。

内容はいろいろで、写真のようなLOVEだったり、あとは宗教的なものもあったり。

これいくらくらいでオーダーできるのかしら、たぶんプロポーズにも使えるのでしょう。

 

観光客であふれたオーランドの人々の目にはこれはすごく珍しく写るので、

澄み渡った青空に飛行機がメッセージを描き出すと、人々がみな嬉々とした顔で空を見上げていたのをいまでも思い出します。

 

ドイツの冬は長かったので、夏が長いオーランドとは完全に真逆ですが、

ベルリンにもやっと夏の足音が聞こえてきました。

ドイツの爽やかで日が長い夏もすきだけれど、オーランドのジリジリ身を焦がす夏も恋しいです。

 

Photo

taken in Orlando, FL / 2012

with OLYMPUS PEN EP-1