meine Welt

世界中の一瞬を切り取って思い出を記しましょ。写真の転載はご遠慮ください。

日本人について思うこと

まずは今日の1枚を。

 

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ちょうど1年前の今日プラハに行っていたみたい。

好きなひととの旅行だったので私は浮かれていたはず。

プラハ、ベルリンから近いし物価も安くてきれいで楽しかったな。

塔に登りたい!ってわがまま言って登らせてもらった塔からの広場、きれいでした。

 

 

さて、今日は謎の頭痛に悩まされてお仕事を乗り切ったのですが、

最近どうも気になることがあります。

それが「日本人客の態度の悪さ」。

 

ドイツのお客様は笑いかけるとニコッと笑い返してくれますし、

どうぞと言うとありがとう、と返してくれます。

そして本当に怒らない。私ベルリンで働き始めて1年半、ただの一度もドイツ人のお客様に怒られたことがありません。日本で外資系の企業で働いていたときは外国人日本人問わずゲストによく怒られてたけど。(自分の非でないことでもね)

あと、とても辛抱強いと思う。こちらが忙しいのを感じると全然待ってくれる。

待たせてごめんなさいと言うと、逆に「とんでもない」と言われる。こちらが恐縮してしまうくらい。

 

それに反し、日本人のゲスト。

慣れない土地で自分と同じ日本人のスタッフに会えてちょっと安心したのかな、とは思うけれど。

それにしても、挨拶を返してくれないなんて普通。

今日のゲストも帰り際、ありがとうございましたと言っても、無視。

他のスタッフも何人か言ったそうなのだけど、完全無視。

 

他、日本人なら仕方ないのかもしれないけれど、やたらスタッフを呼ぶ。待たない。

すぐ「すみませーん」って手を挙げてる。

ドイツ人のゲストは基本的にスタッフを呼びません。スタッフが来るまで各々会話を楽しんでのんびり待ってるって感じ。

 

それでまあ、日本人の方と接客してると、こちらが質問したりしても目も合わせずに答えるなんて普通だし、

ほんと今日も、なんだかなあと思ってしまった。

 

 

どうしてこんなに違うのだろう?

まず、日本人ゲストの「スタッフを呼ぶ」という行為は、一緒にいる人を待たせてはならないという焦燥感や、急がなくてはならない状況にいることが理由に考えられる。

たとえば上司との食事の席だったら、喉が渇いた上司に1秒でも早くドリンクを飲ませなければと部下は焦っているかもしれない。

たしかに今日のゲストは上司と部下の関係と見て取れた。

しかし同じ状況のドイツ人のゲストだってたくさん来店している。しかしそのゲストにすみません、と呼ばれることはほぼほぼない。

 

うーん、なんだか、日本人って常に急いでいて、常に追われている気がする。

だから私がいまベルリンでのんびり自由を感じているのだと思う。

日本だったら電車の一本逃すのも惜しくて駅の階段をダッシュするなんて普通だけど、

こっちにいたら自由に過ごせる時間も多く、電車行っちゃいそうだったら一駅歩こっかなーくらいの心の余裕が有る。

 

そして日本人は礼儀正しいと言われる割には、私たち海外で働く日本人に大しては横柄な方が多い。もちろん例外もいらっしゃいますが…

以前第一声で40代半ばくらいの男性に「おねーさんドイツ語話せんの?」と言われたときには耳を疑いました…こんにちは、くらいないのかと。

 

ドイツ人の男性がとても礼儀正しく、笑顔を向けてくれ、挨拶をしてくれるので、

日本人男性の横柄な態度、(もちろんシャイで笑顔がない方もいるかと思いますが)店員に対する上から目線な態度は本当に嫌になります。

日本人が礼儀正しいなんて嘘じゃないの?ドイツ人の方がよほどしっかりしてるわ!って思うものね。

 

あと、最近接する日本人の方、高確率で目が死んでる。

こんな目をしながら生きてて人生楽しいのかなと思ってしまう。

日本人ってこんな残念なオーラの人ばかりでしたっけ?と。

 

日本に帰ったらいろんな人がいますからそんな人ばかりではないってわかってはいるけど、

こちらで嫌な日本人と接するたびに日本に帰るのが嫌になります。苦笑

 

反面教師で、自分はちゃんとしたいなと思うよほんと。うん。

 

 

 

Photo

taken in Prague, May 2015

Camera; OLYMPUS PEN EP-1